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2009年07月08日

J League Div.1 2009 MatchDay.16 Montedio YAMAGATA in ND SOFT Stadium YAMAGATA

山形の人達に大歓迎で迎えられた遠征。さくらんぼは美味しいし、温泉も気持ちいい、牛もそばも美味い。その上、いつも各地で忌み嫌われる浦和サポーターをこんなに暖かく迎え入れてくれるとは試合を前に邪気を抜かれた気分(笑)。まっ、でもスタジアムの中に入ればそれはそれ、これはこれって事でね。

前半は目も当てられない展開。元気がいいのは最初だけ・・・と言うか今回はその元気も空回り。直輝が怪我で出られず暢久が出場停止。SBには永田と峻輝の18歳コンビがスタメン。 その前のMFは原口とセルではあったがこの二人がサイドへ開いてしまう傾向が強い上にSBの二人と連携が皆無。どうにも手詰まり。そんな前半29分に右サイドを崩され右に偏ったDF陣の裏にボールを放り込まれるとフリーで古橋にシュートを打たれ先制を許す。その後も波状攻撃を受け、凌ぐので精一杯。それにしてもうちのFWはポストプレーが出来ない。高原にしてもエジミウソンにしてもペナルティエリア前でDFを背負いゴールに背を向けた状態でボールを受けると意地でも反転して自分でシュートに行こうとする。まぁ、中盤の選手の押し上げが無いせいでもあるのだが、あそこで中盤の選手に落としミドルシュートを狙うのも手だと思うのだけどね。山形がそれをやっているのを見ると、何故うちは出来ないのかと悔しくもなる。そんな前半ロスタイムにペナルティエリア内で闘莉王が倒されPK獲得。判定その物は非常に微妙も取れる物だった。浦和としてはラッキーだった。そのPKをエジミウソンが決めて追いついた形で前半終了。

ため息の漏れるハーフタイムが終わり後半頭から左サイドに居た原口と永田を下げポンテと代志也を投入。右に居たセルと峻輝を左へとポジションを移し右サイドへポンテと代志也を配置する。ポンテの投入がチームを好転させるきっかけとなった。ポンテが中央寄りの場所でボールをキープしリズムを作る。前半スカスカだった中盤を創出する事でチーム全体が落ち着きパスにもリズムが生み出される。そして、後半3分ゴール前でごちゃごちゃっとした所で高原がボールをキープするとペナルティエリア内へと切り込みゴールの右側角度の無い所からゴールを奪い逆転に成功。高原らしいゴールでようやくストライカーとしての高原が覚醒してきた。ただこう言う状況の時にややDFが緩む事がここの所見受けられるのも浦和の特徴。攻撃に偏った事で守備面で隙ができ失点を喫する。都築の飛び出しも不用意だったとも思うがあの場面では致し方ない。DFの足も完全に止まってたし・・・。これは食らっちゃいけない失点だったと思う。失点の3分後に代志也からボールを受けた闘莉王のシュートを高原がコースを変え再度勝ち越しに成功。高原の集中力と反応の良さで見事なゴールでした。スタジアムで観てたら何が起きたか一瞬解らなかったんだけどね。

残り時間、堀之内を投入して守備を引き締めて山形の攻撃を凌いで試合終了。

山形に関してもいいゲームをやっていた。ほんの少しの運と決定力の差といったところか・・・、いやいや前半のままなら完全に負けていた試合。後半上手く立て直しに成功できた事が浦和に勝利を引き寄せただけのこと。山形も今やっているサッカーを完遂できれば勝利は奪える様になるはず。って、山形を擁護してもしかたないのだけどね。浦和は調子の波がまだ激しいかな。特に原口に関してのパフォーマンスの低下は見ていても激しすぎる。ここまで我武者羅に突っ走ってきたから少し休養が必要かもしれない。原口個人にも焦らずに冷静にプレーを見つめ直す時間が必要だろう。峻輝や永田等も徐々に試合に出場して結果を出したりして少し焦りを感じるしね。若手選手のメンタルな部分のマネジメントもフィンケには期待したい所だ。

とりあえず、この試合でポンテの完全復帰の目処もついてきたんじゃないかと。次は坪井も復帰できるだろうし少しは余裕が持てる様にはなるんじゃないかと。

でも、若手なくしてチームの変革が進まないと言うジレンマも現実問題として抱えているのだけどもね。

山形 2-3 浦和
Goal:#17エジミウソン(PK)、#19高原x2

 

 

にしてもこの歓迎振りは凄いね。俺も山形舞妓さんと一緒に写真とりたかったよー(笑)

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2009年07月08日 14:16に投稿されたエントリーのページです。

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