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2008年07月22日

J League Div.1 2008 MatchDay.18 KAWASAKI Frontale in SaitamaStadium2002

何と言ったらいいのか・・・。

序盤こそよく見えたし、ダイナミックなサッカーが戻って来た様な錯覚を感じた。闘莉王がCBに戻った事で坪井が息を吹き返した。読みで勝負する闘莉王とマンツーマンで力を発揮する阿部ではタイプが違い3バックの中央と言う事であれば闘莉王の方が適任。闘莉王のフォローのおかげで坪井が思い切った守備をする事が出来る様になった。阿部との連携の場合はマークの受け渡しなどに気が行ってしまい坪井らしさが消えていた。これが坪井のスランプの原因だった様に思う。前線を3トップで組んだ為に中盤は若干空洞化していたものの高原を中央にエジミウソンと達也が左右にポジションを変えつついい連携は取れていた。そう言う流れから啓太の前線へのフィードを左右に開いた達也とエジミウソンがスペースを作りボールを受けた高原が反転からゲット。その後もしばらくは昨年までを思い浮かべる様な展開が繰り広げられるが、徐々に川崎も調子を取り戻すとラインは下がり始め相手にペースを握られる。セットプレーで相手マークの受け渡しミスで失点をすると40分過ぎには信じられない様なミスの連発と完全に足が止まる。ピッチ上では信じ難いシーンの連発。後半に入って達也がピッチから引くと全てが崩れ去る。代わりに入った永井の運動量の少なさは致命的。CKからのセットプレーで押し込めずハンドの見逃しがあったかもしれないが川崎のカウンターが決まり逆転を許すと選手の気持ちが切れる。その隙から追加点。その後、エジミウソンに代えて梅崎、高原に代えてセル。スタメンFWは最後までピッチに立ち続ける者が居ないありさま。終盤、闘莉王を上げてのパワープレーと梅崎の必死の動きで幾許か盛り返しを見せるが消極的なプレーに終始。梅崎のミドルシュートが精一杯。ジ・エンド。

はっきり言って、このチームは90分間戦う事が出来ない。

体力も無ければ、メンタルも弱い。いつもトレーニングで何をしているのか・・・。選手たちのフィジカルはプロのレベルに到達していない。これならボーイズマッチのJrユースの子達の方が走ってる。サッカーは走れないチームが勝つ様なゲームじゃない。むしろ走り負けなければ勝てるゲームだ。にも関わらず走る事をしない。このチームはサッカーを拒否している。

結局は、選手を鍛え上げる事も出来ない、戦術を考える事も出来ないと言うゲルト・エンゲルスの無能さばかりが目につく試合だった。ずぅーっと言い続けている様に補強すべきは選手でなく監督だ。このチームを駄目にしたのがゲルト・エンゲルスだった事はもう間違いない。


浦和 1-3 川崎
Goal:#7高原

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2008年07月22日 00:13に投稿されたエントリーのページです。

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