スタメンの時点でオジェックの本気度を伺えるメンバー。そして、それを支える多くの仲間達。そして更に多くの仲間が遠い西の地への想いを届ける。浦和を支え戦う人達の想いがたった一つの勝利の為にまとまり相手を圧倒した。
永井をスタートから起用したのは伸二の怪我もあるがオジェックの本気を表していた。永井はシーズン序盤からオジェックからの信頼は高い。そして永井もいいパフォーマンスを発揮していた。それが結果に結びつかない事も多かったがそれでも永井が出るとオジェックの標榜するサッカーを垣間見ることが出来た。達也とのコンビではただのポストプレーヤーではなく共存し互いにスペースを作り攻撃を形成していく。ここにこそオジェックの思惑はある。そしてそれが夏場の決戦で結果を残した。たった1本のシュートしか放てなかったかもしれないが永井の存在が浦和の新しい道筋を指し示している。
リーグ34試合のうちのたった1つの勝利。浦和の現状を打破する為の勝利。勢いを取り戻す為の勝利。ターニングポイントを見事打ち破った浦和。ここからが本当の浦和を魅せる時。俺達の浦和はこんなもんじゃない。日本中に浦和を轟かせ、アジアへ世界へと知らしめるんだ。
さぁ、行こうぜ!!浦和レッズ!!赤い悪魔は世界に一つ。俺達だけだ!
G大阪 0-1 浦和
Goal:#9永井