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2010年05月29日

J League YAMAZAKI NABISCO CUP 2010 MatchDay.04 Montedio YAMAGATA in URAWA KOMABA Stadium

久しぶりに試合終了のホイッスルと共にガックリとする試合だった。

雨の影響もあったとは思うけど、それにしてもゲームを展開する能力が稚拙すぎた。とてもじゃないけど勝てる様な試合じゃなかった。


浦和 0-2 山形

 

なんと言うか・・・大きな状況としてはオフトの頃と似ていると思ってるんですよ。就任の前年にクラブとしてチームの方針を大きく変え、礎となる物を再構築し浦和のサッカーを作り上げる事を至上命題にしてチーム作りを推し進めていた。有望な新人選手もチームに加わり、戦力の再構築も行った。オフトとフィンケの状況は非常に似ている。しかしながらオフトとフィンケを比べた場合に結果の部分で大きな差が生まれている。オフトは初年度からナビスコカップファイナルへの進出を果たし2年目にはタイトルと取るまでになった。フィンケにはそう言うインパクトある結果を残す事は出来ていない。ただ、もしも浦和にタイトルがまだ無ければフィンケの1年目もさほど悪かったとは言えないとも思う。そんなオフトとフィンケの状況における大きな違いは申し子と呼ばれるチームの中で監督の思惑を忠実に伝播させる事の選手が居るか居ないかと言う事だろう。オフトの時にその役割を担ったのは内舘だった事は間違いない。では、フィンケの申し子は誰だ?思うに今のところとしては山田直輝なんじゃないかと思う。そして内舘と直輝の違いは怪我による離脱の割合だろう。内舘はオフトの下ではほとんど怪我をせずに出場し続けた。それに対して直輝は昨年も怪我で離脱する事があった上、今年は代表戦で怪我をし1試合の出場も無い状態。チームの中にその意思・哲学を伝播させる事の出来る選手の有無がオフトとフィンケの決定的な違いでありチームの成熟度合いに影響を与えている様に思う。

そして、フィンケの思惑を忠実に実行出来るであろう選手がもう1人居る。柏木陽介だ。ただ、柏木は今期浦和に移籍してきたばかりでチームの中でなかなか馴染めずに居る。試合中にチームがいい状況に居る時には柏木も絡んだ形で機能するのだけど、一転悪くなると存在が薄くなる。これは浦和と言うチームが根本的に持っている個人技によるフットボールからの脱却が出来ていないのだろう。状況が悪化している時にこそ、柏木を積極的に使ってチームのリズムを作り直すべきなのだが、ポンテの存在がそれを打ち消してしまう。そのポンテも好不調の波がある選手である為に試合毎に安定しないのが悩みどころだ。

ポンテを中心選手としての呪縛から解放し柏木を積極的に使う、これこそが行き詰まりを見せている浦和の攻撃を活性化させる手段だと思う。その殻を破る事が出来るか否かが浦和の鍵を握る。そして直輝や梅崎が復帰した時に多彩なバリエーションを持った攻撃が可能になる。よい意味でのポンテからの卒業が必要な時に来ている事は間違いない現実なんだろう。

2010年05月22日

J League YAMAZAKI NABISCO CUP 2010 MatchDay.03 SHONAN Belmare in HIRATUKA Stadium

非常に暑かったです。もう暑さでバテバテ・・・。

試合は、なんて言うか良くは無い・・・良くは無いけどなんとか勝ったという感じ。啓太と堀之内のセントラルMFは押し上げが不十分で中盤を構成する事が出来なかった。先制点はスピラノビッチからの縦パスから前線3人の個人技で奪ったような物。連携と言うより個人能力で獲ったと言うイメージの方が強いと思う。そして相変わらず得点を奪ったあとにバタつき失点するのも変わらずであっと言う間に追いつかれた。サヌの不慣れの守備が目立った。後半スピラノビッチが相手ペナルティエリア内でゴールラインギリギリの場所で上げたボールをエジミウソンが押し込んで追加点を奪い勝ち越し。その後なんとか凌ぎきって勝利を掴むもののギリギリの勝利だったように思う。

良かった点は、スピラノビッチが試合をこなす度に良くなって来ている事。時折危うい感じを受ける物のチーム全体がきちんとリズムを持って機能すれば自然とそう言う場面も無くなるだろう。これはもう中心戦力として考えてもいい頃合いに来ているんじゃないかと思う。

にしても・・・、評価の難しい勝利だったなぁ。


湘南 1-2 浦和
Goal:#10ポンテ、#17エジミウソン

2010年04月03日

J League YAMAZAKI NABISCO CUP 2010 MatchDay.01 Jubilo IWATA in SaitamaStadium2002

ナビスコカップも開幕。リーグから中4日、次のリーグ戦が中2日って事で大幅にメンバーを入れ替え。GKには加藤順大が入り、SBも左に堤、右に高橋が、FWに高崎、CBにスピラノビッチが今期初出場が5人。そして原口が初スタメン。6人もの入れ替えを実施。これもギリギリでベストメンバー既定に引っかからない試合だから出来る芸当と言う事だろうか。

半分ものメンバーが入れ替わった試合で、どちらかと言うとこちらのメンバーの方が期待感が大きい。それも過去の浦和のサッカーの染み付いていないメンバーが大半を占め戦術理解度はこちらのメンバーの方が高いはずだからだ。しかし、如何せんながら練習試合は繰り返してきたとは言え公式戦は違うと言う事なのだろうか、前半は組織が機能していなかった。中央縦のラインがモーゼの十戒よろしくスパッと分かれてしまい磐田にそのスペースを思う存分に使われた。クリアボールが尽く磐田の選手の目の前に行ってしまったのもそれが原因。両サイドへと選手が集まりすぎた。失点のシーンも個人的にはスピラノビッチはよくクリアしたなと思う。ただ、守備に戻って来ていなければ行けないCMFの選手の戻りが中途半端過ぎた。その選手は阿部なのだが・・・、阿部は今年どうも攻守に渡ってバランスを取るのに四苦八苦している様に思える。コンビを組むのが細貝だったり柏木だったりするせいかもしれないが、阿部はもう少し守備専従でいいのかも知れない。阿部のポジショニングが気懸かりなのだが、一度啓太と代えてもいいかも知れない。何で啓太はベンチなのだろうか・・・。

前半、中央縦のラインがスッカスカだったのだが幾度かのチャンスは創出していた。まぁ、こうなってくるとゴールは運だとしか言えない。事実、磐田はその運を掴んで先制した訳だし。そして、攻撃の組み立てと言う部分でボールの預け先が不明瞭だった。もう、柏木に集中して集めてしまえばいいのだが選手が極端に両サイドへと分断された為にそれすらも出来なかった。勿体無いと思う。

後半、フィンケ的には予定通りのポンテ投入。出来の悪かった堤を下げ細貝を左サイドへ、柏木をCMFへ下げ、攻撃陣にポンテ入れる。柏木が中央に近いポジションを取る事が出来た事で中央縦のラインが安定しポンテがボールを収める事でチーム全体が落ち着いた。後半は完全に支配し目指すべき物の一端を垣間見る事は出来たと思う。林も投入し攻撃を強めたもののゴールはなかなか割れない。磐田がドン引きだったのもあるし、運も無かった。エジのヘディングがGKの正面だったりしたし。 1点を取る為に啓太を投入し柏木を上げ攻撃の枚数を増やしていく。これが功を奏しロスタイムにようやくポンテのゴールが生まれる事となる。このゴールはある意味、理想的なゴールでゴール前で相手DFが密集した際、コンビネーションで突破しゴールを奪うと言う事を実現出来た瞬間でもあった。こう言うゴールがもっと奪える様になれば浦和はもっともっと強くなるはずである。

世間的には非常にネガティブな試合の見方が大勢かなぁ。フィンケもややご立腹の様だし。でも、僕個人としては勝てはしなかったけども先の明るいゲームにはなったんじゃないかなと思う。ちょっと前なら多分負けてた。で、連敗ストッパーとか言われてた。でも、この試合は前半の悪い所を柔軟に修正し後半見違える試合をした。フィンケの試合後のコメントではハーフタイムに前半を大きく分析しなかったと言っているので選手が考えたのか感じたのか選手間で修正出来たのは大きいと思う。それに戦力としてスピラノビッチも目処が立った。スピラノビッチだけではなく、高橋も高崎も試合に出られた事で変わってくるだろう。若い選手はちょっとした事で大化けする。先がスゴイ楽しみだ。

もっとポジティブに見てあげてもいいと思う試合だったと思うよ。 そして、ワールドカップ以降に来るであろう現状のトップメンバーとナビスコのメンバーの融合。こんな事を想像するだけでもワクワクするじゃん。いつまでも我慢我慢とは言わないけどポジティブな方向でチームを見つめてあーだこーだ言ってる方が物事もいい方向に転換していくんじゃないかって思うよ。


浦和 1-1 磐田
Goal:#10ポンテ

2009年08月08日

J League YAMAZAKI NABISCO CUP 2009 QuarteFinal Leg.2 SHIMIZU S-Pulse in Out-SourcingStadiumNIHONDAIRA

2009年のナビスコカップは準々決勝にて敗退。ホームでリード奪いながらもアウェーで逆転を食らってしまった。

それでも、昨年は無勝利でのグループリーグ敗退と言う事を考えれば進歩している。

今は、一歩づつでも歩みを進める事が大事なんだ。


清水 3-0 浦和

2009年07月25日

J League YAMAZAKI NABISCO CUP 2009 QuarteFinal Leg.1 SHIMIZU S-Pulse in SaitamaStadium2002

3日前の試合が嘘の様な感じ。とは言ってもめまぐるしくよくなっていると言う訳では無く、同じ様な布陣を敷く清水相手にそれなりの展開と試合は出来る様ではある感じ。こうなると広島が特殊な相手であると言う事なのかもしれないな。

ノックアウトステージに入り、H/Aで決着をつけるトーナメントにおいて相手にアウェーゴールを与えてしまった。後半立ち上がりの一番注意を払わないといけない場面であっさりと失点を許してしまうのは困りもの。DFラインが安定していないなぁ・・・と言うのは代表選手が入った時の印象だったりする。


浦和 2-1 清水
Goal:#4闘莉王、#17エジミウソン

2009年06月14日

J League YAMAZAKI NABISCO CUP 2009 MatchDay.7 OMIYA Ardija in SaitamaStadium2002

直輝と元気が怪我から復帰。久しぶりの大量得点。相手の総崩れ具合は見るも無様・・・。

前半、全体的には試合を支配しつつも決定機を決めきれないややもどかしい展開。細貝や高原の惜しい場面もあったがミートしなかったりバーに跳ね返されたりとなかなか決まらない。それでもゴール前で直輝がトラップが崩れながらもボールをキープして相手GKをかわしつつ冷静に蹴りこみ先制点を奪う。試合に復帰してすぐ結果を出してくる所は直輝が試合を重ねる毎に大きく成長している証だ。そのまま1点リードで試合を折り返す。

後半早々に高原が相手ペナルティエリア内で倒されPK獲得。ファウルを犯した藤本は2枚目のイエローで退場。PKをエジミウソンが冷静に決め2-0。そのまま10人になり落ち着かない隙を突きエジからのパスを高原がゴールへ流し込み2試合連続のゴールを奪う。そして左サイド永田の突破からペナルティエリアでマイナス方向へパスをエジに出しゴールゲットし4点目。その後ふっと切れた瞬間に暢久が自陣深い位置でボールを奪われ失点をする物の元気のフェイントからシュートを放ち5点目。再度、ゴール前の展開からシュートを山岸が手で弾く物のポストに当たったボールは相手選手の目の前に転がり失点。最後は右サイドでのパス回しから暢久が決めて終了。

久しぶりに多くのゴールが見れた試合だったと思う。まぁ、失点は頂けないけどと言う思いもあるもののこう言う展開の試合に於いてあまり失点の部分をやいのやいの言ってもしょうがない。そう言う部分よりもむしろ攻撃における展開の多様性が機能的に発揮されてきている部分を取り上げるべきで6つのゴールのうち4ゴールは思惑通りの流れを伴ったゴールだったと思う。非常に素晴らしい試合展開を見せてくれたと思う。これは褒めていい。1つ気になるとすれば原口がゴール前でボールを持つとやや視野狭窄に陥る場面が見受けられる。意地でも自分でゴールを奪うんだと言う気持ちは褒められる部分ではあるのだけど周りを見てプレーの幅を広げられていくと原口自身のゴールも自然に増えるだろうし周りとの連携も生まれてくると思う。


浦和 6-2 大宮
Goal:#34山田(直)、#17エジミウソンx2(PKx1)、#19高原、#24原口、#6山田(暢)

 

 

 

それにしても初々しいよね。

2009年06月13日

J League YAMAZAKI NABISCO CUP 2009 MatchDay.5 Jubilo IWATA in URAWA KOMABA STADIUM

ここで決めねばいつ決める?!

上り調子でゴールへ近づきつつあった高原がやっと今季初ゴールを磐田に叩き込む。前節の新潟でも決められたんじゃね?って雰囲気をかもし出しつつも外し続け図ったかの様に磐田相手に決める辺りがやるなと(笑)

この試合も若手が活き活きと走り回ってた。アレックスの怪我で急遽デビューになった永田も最初は緊張気味だったけど思い切りのいいプレーを披露し、代表に行っている人達や怪我で離脱中の人達に戻ってくる場所があるのかとこの選手達での試合を見続けたいと思わせる試合。 最後疲れちゃったのは若い証って所なんだと思うけどね。


浦和 1-0 磐田
Goal:#19高原

 

 

 

それにしても駒場はいいね。試合前のコールリーダーの「そろそろ行こうか」のタイミングでいきなり鳴り響いたファーストインプレッションでずっこけたのは愛嬌だけどな(笑)。それでも駒場の密集は埼スタでは味わえない醍醐味。今年は2試合しかないのだが・・・来年はもう少し駒場の試合を増やしてもいいと思う。浦和の町の為にもそして僕らが原点を思い返す為にも駒場は必要な場所だ。

水曜!駒場!熱い!!

2009年06月02日

J League YAMAZAKI NABISCO CUP 2009 MatchDay.4 AlbirexNIGATA in SaitamaStadium2002

もう、笑ってしまうくらいに選手が抜けていくと言う・・・。

都築、闘莉王、阿部、直輝の4人は代表へ、原口はU-18代表合宿で怪我をして、堀之内は累積警告で出場停止。平川、達也、近藤、堤は怪我から復帰しておらず、なんと全31選手中10人もが離脱。これはこれで誰が出場するんだろうと見る側からすれば楽しみではあるけれど、監督としたら頭を抱えてしまうわな。てかベストメンバー規定は大丈夫なんでしょうか?(笑

そんな状況でスタメンに名を連ねたのはGK山岸、DFはアレックス、坪井、暢久、代志也、MFは細貝、啓太、セルヒオ、峻輝でFWが高原、エジミウソンと言うスタメン。CBがすっぽり居なくなってしまったと言う事態に暢久がCBへ。もう、違う意味でワクワクドキドキ。果たしてどんな試合になるのやらと。

試合は、これまた予想を大きく覆す内容になる。新潟は矢野を代表に持って行かれている以外はほぼベストメンバー。ずるい位にちょっと前にリーグ戦で戦った時と同じ。そんな状況でも優位をキープし、守備もきっちりと出来た事、それは今までやって来たサッカーと同一の物だった。パスミスはやや多い物の失えば奪い返すと言う動きを見せ、ポゼッションをキープして戦いをして行く。ややサイドチェンジのパスが少ない印象ではあったがボールを動かし人も動く事は多く実践出来ていたと思う。先制点も中へ絞り込んだ代志也がペドロ・ジュニオールからボールを奪い細貝とのワンツーで抜け出しゴールゲット。見事なゴールでした。後半にセルヒオもペナルティエリア内での細かいパス交換からゴールを奪う。セルヒオもだいぶ動きを理解し始めた様でまだまだ不十分ながらも少しづつ良くはなっているかな、攻撃面では。守備面ではまだまだだけどね。高原も今までは守備に翻弄される事も多かったがこの試合では高めのポジションをキープし始めた事でシュートチャンスも格段に増え後は決めるだけと言う所。次の磐田戦まで引っ張ってズドンと決めるのかい?と(笑)

全体的にも見応えも見所も充分のグッドゲームでした。ナビスコはやっぱり楽しいやね。


浦和 2-0 新潟
Goal:#27西澤、#15セルヒオ

 

 

次はリーグ戦デビューして、ガツンと決めようぜ!!なっ、代志也!!

2009年05月21日

J League YAMAZAKI NABISCO CUP 2009 MatchDay.3 OITA Trinita in KYUSHU SEKIYU DOME

インターネットラジオで聞いてました。

さっぱり状況わかんねー(笑)


大分 1-1 浦和
Goal:#34山田直

2009年03月30日

J League YAMAZAKI NABISCO CUP 2009 Matchday.2 YOKOHAMA F・Marinos in NISSAN Stadium

今日は、坪井と山岸がキレキレでした。

特に坪井はCBとしてDFの要として抜群の働きを披露。堀之内とCBに入ることで二人のCBががっちりと守備を固め22本も浴びた横浜のシュートを完封した。山岸も終盤のピンチを尽く防ぎ、危うい場面も体を張ってゴールを死守。 山岸と坪井でゴールに完全に鍵をかけた。

阿部が代表の試合に出場しなかった為、この試合に先発したものの山田直輝と原口が前節と同様に出場。序盤から原口のポジショニングやや低めの状態が続いていたものの少しづつ前にポジションを上げて行きポンテや直輝とのポジションチェンジも見せる様になりこの試合では積極的にシュートも放っていた。そんな原口の裏を取る動きからPKを獲得。ポンテがPKを決め先制。後半早い時間帯でポンテの足がつる。しばらくはプレーする物の早めの交代で西澤を投入。ポンテのポジションそのままに西澤が入る。終盤ややオフサイドに懸かりまくったのはご愛嬌って事で。その後、原口からセルへ、直輝から濱田へ。濱田がデビューを飾った。

にしても・・・セルは相変わらずだった・・・。FWの選手が手薄なのかは解らないがフィンケが今のセルを使う理由がいまいち解らない。前線からのチェイシングも中途半端なら守備もほとんどしない。残り時間が多いと余計にそれが目立つ。わからない所である。

あと、チームはまだまだ過去の堅守速攻のイメージが強く残っている様に思う。守備から攻撃に移るとき速攻のイメージで染まりきっていた為にとにかく前々と行こうとする。やや焦り気味の印象。コンビネーションサッカーで速攻が必ずしも攻撃の手段ではないと言う事を体に染み付かせていかないといけないんだろうなと。とにかくボールを動かしパスを繋ぐ。DFラインに戻したって構わない。その中で相手の守備を偏らせ崩した時に一気にスピードアップを図る。この緩急がとにかく必要なのだが、この辺りが上手く出来ていない。無理に無理に前へ持っていこうとするから相手の守備網に引っかかりボールを簡単に奪われてしまう。もっと細かくパスをまわし攻撃への準備を整える事をしないといけない。

また、これはサポーターにも言える。いまだに「前に行け」と叫ぶだけの人を見るとサポーターからして意識改革が必要なんだと感じる。攻撃時の掛け声の「オイ!オイオイオイ!」って奴ももっとゆったりのリズムで良い様に思う。センターラインを越えたあたりからリズムが早くなるが、状況を見てリズムを変えて行く方がいいと思う・・・多分かなり難しいけどね。

選手もサポーターもまだまだ過去の遺物を払拭出来ていないと言うのが現実なんだなと思った。


横浜 0-1 浦和
Goal:#10ポンテ(PK)

J League YAMAZAKI NABISCO CUP 2009 MatchDay.1 SanfrecceHIROSHIMA in HiroshimaBigArch

平日の広島では残念ながら行けず、TVも見れないので内容はあんまりよく解らないです。それでも代表選手不在の中で若い選手達の出番が回ってくるのがナビスコの楽しみ。原口、山田直輝が先発し、西澤が久しぶりの途中出場を果たした。若い新しい選手達が出てくるのはそれだけで楽しい。

えぇー、試合内容とか詳しくは解らないです。佐藤寿人に一点獲られたって事だけは何故か知ってます。


広島 1-0 浦和

2008年06月08日

J League YAMAZAKI NABISCO CUP 2008 GroupA MatchDay.06 NAGOYA Grampus in Saitama Stadium 2002

トラウマだな、これは。

名古屋に大量失点を食らってどん底にまで突き落とされるのはこれが初めてじゃないけど忘れていたトラウマを心の底から呼び起こされて3失点目以降胃が痛くなり吐き気すらする試合。

と言うか、どいつもこいつもフィジカルが弱すぎる。足をつるのが仕事をした証ではなく無駄な動きばかりして90分走れない選手なんてピッチに居るべきじゃない。15分しか走れない達也は論外。いつも何を練習してんだ。

ナビスコカップ無勝利での敗退。責任を取るべきは一体誰だ?エンゲルスよ、あなたには本当に浦和を変えるだけの戦略とアイデアはあるのか?あなたはどんなサッカーがしたいのか?そろそろサポーターにあなた自身の答えを示すべきじゃないのだろうか。


浦和 1-5 名古屋
Goal:#21梅崎

2008年05月31日

J League YAMAZAKI NABISCO CUP 2008 GroupA MatchDay.05 Vissel KOBE in HOME'S Stadium

喜べる事はロビーの復帰だけのアウェー神戸。

試合に目新しい物はまるで無く、ナビスコカップだけを見れば出場しているベテラン選手二人のパフォーマンスの悪さばかりが目につく有様。内舘は失点に絡み決勝点を献上。岡野は右サイドでのらりくらりとたるんだプレーに終始。高いポジションをキープする事も出来ずにずるずると下げられ機能不全もいいとこ。途中から若い選手に切り替えるくらいなら最初から使えないのかと・・・、選手の顔色を伺いながら指揮を執っているかのようなエンゲルスの無様な采配は酷いの一言。そんなに岡野や内舘らベテラン選手が怖いのか・・・オジェックの事を振り返ればそうなってしまうのか(REDS MAGAZINEの岡野、内舘、暢久の勘違い発言は愚の骨頂だったがそれがオジェック解任の原因であった事は間違いないだろう)。情けないの一言しか浮かばないよ。

ポンテは後半途中から出場。何とか得点を狙うもまだまだトップコンディションには程遠いがそれでも随所には唸らせるパスワークを披露。特に右サイドで途中出場した高橋とのパス交換は見事。高橋の若さが出てしまいフィニッシュは失敗してしまったもがあれは唯一の決定的なシーンだった。最初から高橋を右に入れておけば・・・。

ナビスコカップは1勝も出来ずにグループリーグでの敗退決定。あと1節残っている物のこの無様な結果に誰が責任を取るのか。特に1つも勝てないと言う現実はこのブログでも何度も言う様に浦和に致命的な問題がある事を明確に示している。フロント、現場含めこの結果の責任は重い。 責任をきっちり果たして貰わないと納得はいかない。


 神戸 2-1 浦和
Goal:#7高原

2008年05月26日

J League YAMAZAKI NABISCO CUP 2008 GroupeA MatchDay.04 NAGOYA Grampus in ToyotaStadium

現地にも行ってないし、TV中継も余り見てないけど代表選手達が抜けた事で露呈した事は他の人達のブログでのレポートで解ったかな。要は「チームとしての組織の皆無」と、この1点に絞れるんじゃないかと。結局は今まで選手の単純な個の力にだけ頼っていたと言う現実でしかないのだろうな。このクラブは何をどうしたいんだろうか・・・?本気で考えている人がクラブの中にどれだけ居るのか・・・。いつまでこんな事を繰り返し続けるんだろう。


 名古屋 4-2 浦和
Goal:#11達也、#19内舘

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2008年04月16日

J League YAMAZAKI NABISCO CUP 2008 GroupeA MatchDay.03 KYOTO SangaF.C. in URAWA Komaba Stadium

数少ない駒場の試合ではあったけど京都を相手に1-1のドロー。ん~、暢久のあのバックパスは一体なんなのだと。あんな形での失点をしていたらいつまでたっても良くはならないな。ほんと、くだらない失点。

闘莉王も久しぶりにCBに戻ったもののCBのポジションで中盤のプレーをしてちゃ何もならんよ。その他の選手も困るとなんでもかんでも闘莉王にボール戻すし、戻された闘莉王は苛ついてロングボールを放り込むけどほとんど味方の選手に渡る事はないし。闘莉王のCBが一番の失策だったんじゃないかとさえ感じる内容でした。選手を休ませたい意図もあったとは思うけど岡野の投入とかまったく機能しないし・・・。何がしたいのか。終盤に来て拝むように永井を投入したってねぇ・・・。もっと早い段階で手は打てたのじゃないかと。後半立ち上がりに堀ノ内を入れて闘莉王を前に押し出すだけでも十分に効果はあったと思うけどね。

それにしても啓太はどうしたのか・・・。かなり疲労度高そう。啓太こそ休ませるべきじゃないだろうか。

とにもかくにも順当以上の引き分け。梅崎に助けられた感じ。高原も貪欲な姿勢が出てきているのでいい傾向。あれなら90分使っても良かったんじゃないかと思うよ。これでナビスコは1敗2分け。自力でのグループリーグ突破は無くなり突破そのものが厳しくなって来た。でもナビスコ獲った時だって2敗からのスタートだったしまだ希望が完全になくなった訳じゃないのだから悲観する事はない。名古屋と神戸に勝てばいいだけだ。やる事をしっかりやろう。


浦和 1-1 京都
Goal:#21梅崎

 

2008年03月24日

J League YAMAZAKI NABISCO CUP 2008 GroupA MatchDay.02 KYOTO Sanga FC

現地にも行っていないしTV中継を見た訳でもないけど、3点獲っても勝てないのは厳しいね。スタッツを見る限り今までの前半と後半が入れ替わっただけの内容って感じか。

エジミウソンに待望のゴールが生まれたことは良かった。ハットトリックは彼の頑張りに対する対価だ。よくやってくれてる。次も頼むよ。

さて代表組の帰ってくる次の試合。はてさてどうなるか。


京都 3-3 浦和
Goal:#17エジミウソンx3

 

2008年03月21日

J League YAMAZAKI NABISCO CUP 2008 GroupeA MatchDay.01 Vissel KOBE

試合前、試合後とこの1週間いろいろあったけど、そう言うのは置いておいて試合の感想だけを書きます。

何か変化しているかと思ったけど何も変わってませんでした。変わってたのは代表で抜けている選手の変わりに何人かの選手が入れ替わった程度。内容、プレーの質に変化は見られなかった。そりゃ、いくばくかは名古屋戦の時より攻撃する場面が増えていたでしょう。それは神戸が相手と言う事である程度のポゼッションが取る事が出来たが神戸の組織的な守備の前に打開策はまるでなく選手間の距離の間延びは相変わらずでDFラインからロングパスを放り込んだ所で奪われる。根本は何も変わっていない。そう言う基本的な部分の修正を話し合いで修正して来ているのだと思っていたが何を話し合っているのか疑問。試合前日のミーティングで神戸に勝つための方法論を授けたそうだが・・・あれでは・・・。

特に酷いのは中盤。まるで活性化して来ない上に動きが少なすぎる。前半は特にそれが目に付き、セントラルMFのポジションに入って山田と細貝はDFとの距離が間延びしボールを貰う事も出来ない状態。攻撃的MFに位置していた永井と梅崎は縦横無尽に前半からかっ飛ばしてプレー。この二人は良かったが若干3トップ気味の位置取りになった為にエジミウソンを活かす事が出来ていなかった。ただ、梅崎の左ウイング的な役割はいいと思う。相馬のとの関係性も上々で左サイドは活性化してきていた。ただ、前半飛ばしすぎた永井と梅崎は後半に入ると運動量が落ちるのは至極当然の話で永井と梅崎へのフォローの少なさと言うか、二人がどれだけ周りの分も動き回っていたかの表れだろう。その分後半に入って細貝の運動量が増えた事でいくばくか中盤が活性化したようにも思う。ただ、これもその場しのぎの策でしかなく細貝が上下の運動量を増やし時折FWを追い抜く事でシュートチャンスも増えたがこれが戦術的にいいのかと言うとそうではなく細貝以外の選手の運動量も上げなければ意味がなくじょじょに細貝の運動量が落ちてくるとそれも効かなくなってきてしまった。高崎とセルの投入と言うのは新鮮味が少しはあったものの本当にそのポジションの選手を投入しなければいけなかったのかと言う意味では若干疑問がある。

結局は場当たり的な対策をするのが精一杯で根本的な選手の意識変化を見て取る事は出来なかった。確かに監督が変わった事で突然180度状況が良くなるわけは無いがメンタル面での変化をピッチ上で見る事は出来なかったように思う。選手間の距離を縮め、1タッチ2タッチでショートパスを出しボールを回す事を意識していかないとJのクラブの組織的な守備を崩す事は難しいだろう。その辺のアイデアが決定的に欠けている様に思えてならない。サイド攻撃だとかカウンターとかじゃなくまずは自分達でボールを支配しゲームを支配する事。それはただ闇雲に放り込むだけのロングボールからは生まれない。

2007年07月14日

YAMAZAKI NABISCO CUP 2007 QuarterFinal 2ndLeg GambaOSAKA in Expo'70CommemorativeStadium

結果は、散々たる物でしたが大雨の中の試合と言うのは得てしてこんな物。条件はどちらのチームも同じだけども味方につけられる方とそれが障害になる方と明確に出てしまうものである。東京で行われたFC東京対横浜FMもやはり大量得点で決着が付いている。今回は大雨が障害になってしまったと言う事。割り切りも必要だよね、こんな試合は。

それにしても播戸は狙って怪我したかの様な復帰だったな。あと、安田はカナダ帰りで即出場って・・・。

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2007年07月11日

台風4号の行方

[チーム森田の”天気で斬る”]台風4号、週末に本州付近へ接近の恐れ
http://blogs.yahoo.co.jp/wth_map/48171494.html

各地で大雨が降って雨が少ないなんて不安はどっかに行って逆に局地的な大雨で被害が出ている昨今ですが台風4号が上陸しそうな気配を見せているそうです。しかも、週末辺り。

14日と言えば、ナビスコカップのガンバ大阪戦の日です。チーム森田のブログの天気図を見る限り大阪も圏内に入っている模様。上陸すれば影響が出る気配です。万博参戦の皆様、赤いポンチョはお忘れなく(笑。じゃなくて台風の状況次第で日程変更等ある可能性もあるのでお気をつけください。

台風が上陸しませんように(-人-) 

2007年07月07日

YAMAZAKI NABISCO CUP 2007 QuarterFinal 1stLeg GambaOSAKA in SaitamaStadium2002

 ノックアウトステージ初戦から登場のナビスコカップ。今年はここからスタート。

相手は、グループリーグで手を抜いて危うく予選落ちしそうだったガンバ大阪。ここのところの調子はよさそう。だからと言ってこちらも悪い訳ではなくリーグ戦を4戦無失点勝利で連勝中。それに埼スタではACLの上海戦以来勝利なしが続いてる。かれころ3ヶ月。川崎に喫した敗戦から引き分けが続いていた。駒場では勝っていたしアウェーでも勝っていた。埼スタでだけ勝てないでいる。1年のほとんどを埼スタで試合をするようになって、我が家になりつつあるこのスタジアムで勝てない。その殻を破る為の一戦。勝ちたいただそれだけ。

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2007年06月19日

ナビスコ準々決勝のチケットが届いた

 ナビスコカップ準々決勝第1戦のシーズンチケットが届きました。佐川急便が届けてくるから後期チケットもあわせて発送したのかと思いきや中身は1枚のチケットでした。でも専用に作った封筒に入れて豪華な仕様です。たった1枚のチケットだと考えると豪華です。とりあえずチケットぴあではA席は完売していたのでチケットが届き7月7日の試合も参戦準備が整いました。

さて、当然進出すると決め込んでいる準決勝は駒場開催だそうです。シーチケ優先として後期日程のチケットと一緒に優先購入券が封入されるそうです。ACLの決勝トーナメントの優先購入券も付くとの事。優先購入券をヤフオクに出す奴が出てくるんだろうな。 優先購入券も考えもんだ。あと、おまけでシーチケ購入特典で貰えるチケットホルダーに変わる特典は何がいいですか?と言うアンケートもあった。何が良いのか・・・個人的にはチケットホルダーでいいと思うんだけどね。ただ、同じデザインでグッズ販売するのはやめて欲しいなって感じかな。

2007年05月25日

ナビスコカップ ノックアウトステージ初戦の組み合わせ決まる

また、ガンバかよ・・・と。

今年に入ってゼロックスとリーグで既に2度戦ってるのに更に2試合も追加決定かよ。まぁ、ナビスコと言えばリーグと合わせて一ヶ月に同一カードが3試合くらいあるような大会でもあるんですけどね。

しかし、今回に限ってはガンバの方から粘着質的に合わせて来たのかと疑いたくもなるよな。リーグ首位に居るならグループリーグくらい首位突破しろよと。まったく、浦和が2位チームの中のトップと当たるの知ってて狙って来たのかと。でも、ガンバの事だから川崎が怖くて必死にやったら浦和だったのかもしれないなぁ(笑)。

 それにしてもガンバか・・・あいつら底が見えてきたからこれ以上戦っても面白味ないよな・・・。

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