いやー、凄いFKでした。
本田の一発目は、完全に無回転のFK弾。ブレて落ちてた。遠藤のはそれとは別に美しい弧を描いて相手GKの逆を突くFK。今大会FK直接と言う場面が少なかっただけにこれは意外な得点シーンでしたね。Jリーグでいち早くジャブラニを使っていた効果でしょうか?(笑)まぁ、それ以上に危険な位置で安易にFKを与えるデンマークのDFの不注意もいい事でしたけどね。
個人的には、トマソンがゴールを決めた事も嬉しかったです。
組み合わせに恵まれた感もあるけど、何とかノックアウトステージ進出決定。相手は、この大会初の対戦となる南米勢のパラグアイ。ここまでの戦い方が通用するかまずは見ものではあります。
内容に関しては・・・。今大会はこう言う戦い方がある意味常套手段化していて、トータルフットボールからカウンターサッカーへのゆり戻しの様な戦術が非常に目立つ。まぁ、カウンターサッカーが悪いとは言わないけれどもね。そのせいか、各試合でのゴール数って言うのは少なく感じる。そして特に欧州の強豪国は格下の国のこの戦い方に苦戦を強いられている。システマチックなサッカーをする欧州のチームが手を焼くのはある意味想定通りかもしれない。最近の例で言えばUEFA CLでの決勝のインテルの戦い方がこれに似ている。それに対して南米のチームは苦もなく打ち破ってるのは興味深いところ。サッカーとは、難しい物です。この先しばらくは、カウンター主体のチームが目立つ様になるかもしれないな。
デンマーク 1-3 日本
Goal:本田(JPN)、遠藤(JPN)、ヨンダール・トマソン(DEN)、岡崎(JPN)