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2007年10月24日

AFC ChampionsLeague 2007 Semi-Final Leg2 SEONGNAM Ilhwa Chunma(KOR) in SaitamaStadium2002

ファイナルへの挑戦。

ACLも遂に準決勝の第2ラウンド。これでアジアNo1クラブを決める2チームが決まる。埼玉スタジアムに韓国王者城南一和を迎えて行われる第2戦。いろいろな意味を持つこの戦い。韓国のチームに負けるわけにはいかないしアジアの頂点に上り詰める為には乗り越えなければいけない関門でもある。

張り詰める緊張と興奮。トーナメント戦の醍醐味がここに来て沸きあがってくる。ACL準決勝。BIG WEDNESDAYは埼玉で爆発する!

ワシントンが直前のリーグ戦で負った鼻骨骨折もマスクを被って強行出場。前半立ち上がりからリズム良く攻撃が機能する。先制点はワイドに開いたワシントンがゴールを横切るかの様な強烈なシュートをサイドネットに突き刺す。ワシントンの雄叫びと共に湧き上がるスタンド。そして勢いをそのままに前半をリードして終える。願わくばもう1点を奪っておきたかった。後半になるとやや引き気味での立ち上がり。城南もハーフタイムで建て直しを行いリズムを取り戻す。そして韓国チーム独特の当りとマリーシアと言うかなんと言うか独特のプレーが出始める。中盤がすっかり無くなりボールを自由に相手に持たせてしまった中で得たコーナーキックのこぼれ球から始まったカウンターで失点。失点した事で再度活性化するかと思われた浦和は逆に混乱。続けさまに失点を許し逆転されてしまう。これでトータルスコアでも逆転され且つアウェイゴールで並ばれてしまう。こうなると最低でも1点を奪い同点に追いつかないと何も始まらない。所々で体をぶつけ揺さぶりをかけてくる城南。ここに来てようやく正真正銘強いクラブと戦っている実感が沸く。Jでの戦いとはまったく違う戦い。質もレベルも違う異質のサッカーがいつものスタジアムで展開されていた。

ペナルティエリア前で得たFKをゴール左サイドに居たワシントンが中央に折り返し飛び出した長谷部がきっちりゴールマウスに蹴り込み同点。その後は失点を許せば即負けに繋がると言う状況からか慎重な状況に移る。後半を終了しトータルスコアでドロー。延長戦へと突入。延長戦も互いに攻め合いつつもゴールを奪うことが出来ずに終了。PK戦にもつれ込む。浦和はポンテ、ワシントン、阿部、永井、平川の5人全員が決め、都築が城南の2人目を止めた事でPKスコア5-3で厳しい戦いの勝利を掴み取った。

緊張と不安の渦巻く延長戦とPK戦を乗り切ったチームは、またひとつ大きくなったと思う。正直言えばこの勝利を言葉として語るのが難しい。どう表現したらいいのかわからない。それでも日本サッカーに於いて新しい歴史を刻み続けている事は確か。くじ運にも救われたかもしれない。それがあっても勝ち進んだファイナルの舞台。僕達は日本の代表だけではなく乗り越えてきた全ての敵の分も戦い続けなければならない。頭上にカップを掲げる事だけを目指して。決勝はイランのセパハンと戦う。セパハンは川崎に勝って準決勝に進み決勝にたどり着いた。これも何か縁なんだろ。勝って本物の日本のサッカーを見せ付けてやら無いといけない。

ACL・・・こんなに面白い物がまだまだあったなんて。フットボールとは奥が深い。もっともっと沢山の国のチームと沢山の試合を見たいな。


浦和(JPN) 2-2 城南(KOR)
Goal:#21ワシントン、#17長谷部

Semi-Final TotalScore
城南(KOR) 4 (0 EXT 0) 4 浦和(JPN)
AwayGoal
城南(KOR) 2-2 浦和(JPN)
PK
城南(KOR) ○×○○- 3
浦和(JPN)  ○○○○○ 5

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2007年10月24日 23:59に投稿されたエントリーのページです。

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