アウェーでの初戦。立ち上がりから攻勢を強める城南に不意を突かれたのかあたふたするシーンが続き、中盤で受けた坪井が簡単にボールを失い、そこからの速攻でいきなり失点を喫する。その場面を見る限りどうなるのかと不安が頭を過ぎった。その後の城南は引いて守り失点をしない戦いに徹し始める。失点で落ち着きを取り戻した浦和は退いて守る相手に対し得点を奪う事を試みるもことごとく跳ね返される。前半の終わり間際の阿部がペナルティエリア内で倒されたのをシュミレーションと取られたのは不運としか言い様が無かった。
後半、城南も2点目を奪い止めを刺そうと仕掛けてくるもその裏を上手く突き達也のヘディングで同点追いつき、ワシントンがペナルティエリアで倒され今度はPK。これで逆転に成功する。今度は逆転した事でずり下がる悪い癖を見せ始めた浦和に対し前へ前へと城南が仕掛けを展開。なんとか弾き返し防いでいたものの都築の弾いたボールは運悪く相手選手の目の前に転がり2点目を取られる。ファーサイドのフォローがルーズになった事でフリーの選手が生まれそこに転がってしまった物。これは運としか言い様がない。それでも残り時間を凌ぎ切って2-2のドローで終わり。アウェーゴールを奪ってのドローで優位な状態で第2戦を迎えられるのは良かった。
第2戦は10月のナショナルマッチデーを挟み10月24日に埼玉スタジアムで行われる。ファイナルの舞台まであと少しだ。
城南(KOR) 2-2 浦和(JPN)
Goal:#11達也、#10ポンテ(PK)