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2007年09月15日

J League Div.1 2007 Leg.25 SanfrecceHIROSHIMA in HiroshimaBigarch

天気予報は微妙な感じだった天気も9月とは思えない日差しに襲われ残暑厳しい。時折雲が日差しを遮るが上空の風強くあっと言う間に流れていってしまう。この時期の昼間のゲームと言うのは今の日本の気候で厳しすぎる。せめて日の落ちかける夕刻からにして貰いたいが滅多にない地上波放送に配慮してのスケジュールなのか。

それにしても選手はもとよりサポーターにも厳しい暑さだった。

 ワシントンが戻ってきての最初の試合。スタメンFWの組み合わせがまずは話題の中心。継続なら永井と達也、変えるならワシントンと達也。意外性は永井とワシントン。オジェックの判断は順当に永井と達也の選択。8月1日の広島戦依頼戦列を離れていただけに戻ってきて調子もまずまずでもいきなりワシントンをスタメンで使う事はなかった。またリーグとACLの連戦の為温存できる戦力は温存したい所。その他のメンバーでは前節の警告で出場停止の阿部で入れ替わりに坪井が復帰、左サイドの相馬が平川が入れ替わった。代表組みのメンバーも帰国直後ではあるが3人ともスタメンで出場。元気でかどうかやはりちょっと微妙。

試合開始は、ゆっくりとした立ち上がり。動き出したのは12分。ペナルティエリア内で自由なスペースを作り出せていない状況の中でペナルティエリアやや外でボールを受けた達也が一瞬の隙をついて振りぬいたシュートは一直線にゴールへ突き刺さった。目の覚めるようなシュートに攻勢を強めていく。ラインを高めに維持し前線からの守備が機能。ポゼッションを保ちつつ攻撃の手を強めて行く。先制から10分後の24分にコーナーキックからのセットプレーで長谷部が追加点を奪う。長谷部の今期初ゴールは意外。これで長谷部に勢いがついてくれるといい。その後も攻勢を続けて行く。37分に永井が追加点を奪いこれで3得点。早い時間に得点を効率よく奪い試合をリードする事に成功。しかし、この3点目から流れが変わり始めていく。前半終了間際に左右に振られまくった挙句ウェズレイに決められて失点。やや勢いを失った形で前半を終える。

 後半、案の定と言うべきかラインが完全に引き下がり受身のサッカーとなる。ポゼッションを奪う事が出来ず中盤を省略した形となり前後分断のサッカー。前線からの守備が効かなくなったと言うが、中盤が完全に消失してしまう状況で前線の守備をあてにされても厳しいだろう。何故なら前線のポジションにボールがまず来ない。中盤を完全に支配され前半と打って変わって駄目な時の姿を露呈していく。ポンテを早々に下げ伸二を投入して中盤でボールを保持しようとするがどうもチーム全体にその意図が伝わっていない様子で伸二が中盤でボールを溜める事が出来ず速攻を選択せざる得ない状態。これも全てはDFラインのずり下がりが原因だろう。82分に森崎(浩)に押し込まれ失点。だが幸いな事にリードを許している広島が前がかりで押し込もうとしてくれた為に達也とワシントンのカウンターで4点目を奪う事が出来た。ここで前半から完全に対人プレーで負けていた闘莉王 を下げネネを投入。不安定さを露呈していたDFラインが持ち直す事に成功。残り時間をかけ得点を奪いに来る広島を退けタイムアップ。

暑さの厳しい中での戦いを制し勝ち点3を得る事に成功。前節の不甲斐ない内容を完全に払拭する事は出来なかったがきっちり得点を奪って勝利を収めた事でまずはよしと言うところ。ワシントンについても戻って来たばかりとは言えコンディションは良いようでゴールシーンもらしさを出した形だったと思う。あの形を作れればゴールを量産できるだろう。交代で退いた永井の足の具合が若干気がかり・・・。

翌日、ガンバ大阪が横浜FMに負けたことで勝ち点差が再度4に開いた。この差を今度は広げる為に全て勝つ!!

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2007年09月15日 23:59に投稿されたエントリーのページです。

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