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2007年09月19日

AFC ChampionsLeague2007 Quarter-Final Leg1 JEONBUK Hyundai Motors(KOR) in SaitamaStadium2002

ACLもノックアウトステージになり再開。ここからが本当の正念場。東アジアからアジア全域えと舞台を変えアジアのチャンピオンを決める戦いが始まる。

その初戦をホームで向かえ相手は幸か不幸かお隣韓国代表で前年度王者の全北現代。カップ戦に長けトーナメント戦の戦い方を熟知しているこのチームを相手は色々な意味でやりにくい相手ではある。でも俺達も日本の代表として負ける訳にはいかない。

スタメンは、Jリーグ前節の広島戦とほぼ同様のメンバーで出場停止だった阿部が復帰し堀之内がベンチに下がった。ワシントンがACLでの警告累積で出場停止でメンバーに入っていない。

試合は、開始早々から上手くペースを握る。出来る限り先制点の欲しい状況の中で4分に動く。永井が中央でボールを受けたもののゴールを背負った形になるが後ろから駆け上がってきた長谷部を上手く落とし上手くシュートを放ちゴールゲット。上手く先制に成功した状況の中で試合のペースを握る事にも成功。ボールをキープしプレーゾーンを高く保ち試合をコントロールしていた。勢いのままに攻勢を仕掛けて行くが相手GKの好セーブにあいゴールを奪う事が出来ない。前半のうちにもう1点獲っておくと後半がさらに楽になったのだがこれは相手のGKを褒めるしかない。

勢いを保持したまま後半に入る。59分に達也が待望の追加点を奪う事に成功。ここで2点リードとなりチームに変化が現れる。DFラインが徐々に下がり始めチーム全体のプレーエリアが自陣に入り込む時間が長くなっていく。これは浦和が抱え続ける問題のひとつ。試合をリードするとズルズルと下がってしまう。これが浦和のサッカーを他チームのサポーターが面白くないと揶揄する所。リードを奪うと攻めてこないと言う印象はかなり広まってしまっているがこれが浦和のサッカーだと思っている浦和のサポーターは居ないと思う。むしろリードをするまでのサッカーこそが浦和のサッカーであり、それを90分間続けられないジレンマがあるのは事実。そしてここ最近の試合ではその時間帯を無失点で乗り切る事が出来なくなりつつある。この試合、ノックアウトステージのルールを考慮すれば勝利が第一条件だか同じ位に無失点で乗り切るのも条件だった。だがそれをクリアする事は出来なかった。押し込まれる時間が続く中で失点を喫してしまう。無失点で乗り切る事に失敗した上に得失点差を広げる事にも失敗した。そして2-1のスコアのまま試合は終了した。

後半、守備ブロックがずり下がる要因の一つに最近の試合では闘莉王のパフォーマンスが悪い事がある。試合開始から前に行く事で守備と攻撃を行うスタイルではあるがそれが90分続かない。疲労もあるのだろうがそれが露骨に出てくる。後半に入ると完全に攻め上がりが無くなり今までそのフォローに入っていた啓太などはそのままに守備のフォローに走るため中盤にぽっかりと穴が出来てしまい攻撃と守備が分断されてしまう。そこに上がるはずの選手が上がってこない為にチーム全体が停滞する。この試合にしても2点目に関しては闘莉王と達也のつながりで奪った得点ではあったがその得点以降闘莉王の攻め上がりはセットプレー以外では無くなった。闘莉王が上がらない為に全体の押し上げも結果的に素早く出来なくなりロングボール主体の展開を余儀なくされそのボールを拾う選手もおらずどうにもならなくなる。オジェックは伸二を投入する事で中盤でのキープ力を上げようと試みるがチーム全体がその意図を理解出来ない。結局伸二がボールを受けても押し上げが無いのでキープ出来ずあっさりとボールを奪われ伸二すらも守備に奔走せざる得ない状態に陥り、結果失点してしまう。

そんな事を言っていても次の試合はすぐ来る訳で、しかも勝ち進んで行かなければならない。そしてそれを信じて僕達も行くだけ。難しいや


浦和(JPN) 2-1 全北(KOR)
Goal:#17長谷部、#11達也

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2007年09月19日 23:59に投稿されたエントリーのページです。

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