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2007年08月29日

J League Div.1 2007 Leg.23 Vissel KOBE in Kobe Universiade commemoration stadium

 雲が厚く覆う空からときより日差しが差し込み心配された雨もパラパラと小降りで終わってしまい逆に蒸し暑さを感じる平日の神戸。朝早くからスタジアムには赤い浦和のレプリカを来た人達が少しづつ集まり始める。少しづつ集まる様子を見ているとここが埼玉から遠く離れた地である事を認識する。

酒井が移籍したチーム、酒井との久しぶりの対戦。そう言う感傷も少しは持ちつつでも勝負は別物。勝ち点3を持って埼玉に帰らないといけない。

啓太を警告累積で欠くこの試合。長谷部の相方としてボランチに入る選手が誰なのかがポイントとなる。エルゴラッソを見ると本命内舘・・・、このサッカー専門のタブロイド紙は本当に取材をしているのか疑問を感じてしまう。オジェックの選択は阿部を一列前に上げてボランチへ空いたDFのポジションには前節怪我でベンチ入りとなっていた坪井が戻ってきて堀之内、闘莉王との3バックとなる。

しかし、啓太を欠く状況の中で立ち上がりは慎重になる。まずは守備から入りリスクを冒さない立ち上がり。それがぱっと見で押し込まれている様に見えたいたりなかなか攻撃が繋がらない様に見えていたのだと思う。まぁ、これはしょうがない。守備の中心選手を欠く訳だから守備から入りしっかりとゴール前に鍵を掛ける事を行うのは必要な事。そんな中でも前半終わり間際に永井のシュートは数少ないチャンスの中でも徐々に前に行ける様になってきた前兆でもあった。

前半の大方を守備に費やしていが後半は打って変わり立ち上がりから試合を支配し始める。ややラインを高めに設定し素早い攻撃が機能し始めてきていた。神戸の守備も速い攻撃に少しづつズレが生じ始めた中で先制点が生まれる。中央にボールが回りペナルティエリア手前で一瞬速く神戸守備陣が壁を作りかけた中で達也に渡ったボールを素早く振りぬきゴールに吸い込まれる。達也の珍しいペナルティエリア手前からのシュートで先制点を奪う事に成功。その後、コーナーキックからゴール前の混戦の中で達也が泥臭く押し込み追加点。先に2点を奪う展開となり余裕が出てくる。で、そうなるとDFラインが低くなりポゼッションを奪われて行き、結果失点をしてしまう事になる。無失点で切り抜ける事が出来ればよかったのだが一瞬の隙を突かれた感じ。しょうがない。1点差に詰め寄られるもののその後何とか凌ぎきり勝利する事が出来た。

 この残暑の厳しい8月の終わりの3連戦。しかも8月に入って2度目の3連戦。かなりハードな日程。代表組に関して言えばほぼ休みなし。この状況の中で結果以上に内容を求めるのは酷な話なのかもしれない。やはりまずは結果を残してこそだとは思うのでとりこぼしせずにきっちり勝ち点3を奪って埼玉に帰る事が出来るのは最低限の役割はこなしたと言う事。しかしながらここの所、失点も若干増えている様な気もする。トータルの失点数で見れば19と失点率0.83と1点を下回る堅守を誇っている。でもここ5試合を見ると、19節の柏戦で1、21節の甲府戦で1、22節のFC東京戦で2、今回の23節の神戸戦で1となりトータル5失点で失点率1となる。DFの選手の入れ替わりもあるが、また以前の引き下がり病の様な物が出て来ている気がする。もう少し前線や中盤からきっちりと守備をしてポゼッションを高める様にした方がいいかなと思う。まぁ、個人的な見解。試合の終わり間際に来てドン引きで相手に押し込まれながらホイッスル聞くのはあんまり心臓に良くないからね。すっきりと圧倒して勝利して欲しいなと言う我が儘な希望だったりもします。蒸し風呂の様なスタンドの熱気の中でそんな事をふと思ったりしてました。


 神戸 1-2 浦和
Goal:#11達也x2

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2007年08月29日 23:59に投稿されたエントリーのページです。

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