REDS Blog

暑さも少しづつ和らいで来ているもののまだまだ暑い8月最後の週末。少し飛び跳ねれば汗が噴出す。

スタメンは、前節の甲府戦とほぼ同じ。練習中に負傷した坪井がサブに周り堀之内がスタメンで出場。サブには伸二が復帰。岡野が前節で軽い肉離れを発症しサブから外れた。

試合は、開始早々からプレスを仕掛けてくるFC東京にしばしペースを取られる。受身の展開を強いられイライラの募る展開が続き、24分に爆発させた啓太がイエローを貰ってしまう。不安定なジャッジと思ったようにペースを掴めない事でストレスの溜まる展開をどう打開するのかが鍵だった。そんな中でFC東京の外国人二人に右サイドを突破されゴール前で押し込まれ先制を許してしまう。DFもルーズでどうしようもない。ちょっとガックリしてしまう失点。でも展開はここで変わる。先制点を奪われ得点を取るしか無い状況で全体を押し上げていく。比較的サイドの攻防でも優位に立ってていける状態。得に左サイドは有効的に仕掛けが機能する。平川の縦への仕掛けが成功。中央へパスを通すと達也が受けゴールを決め同点。再度、平川の仕掛けからセンタリングを入れると堀之内のオーバーラップから飛び込んで逆転。前に押し上げれば攻撃は機能する。ただ微妙に押し上げずにズルズルと下がるのは相変わらず。昨年から抱える問題点の一つ。

後半に入り、一瞬の混乱からポンテが抜け出しGKと一対一になり押し込んで3点目を奪う。これでほぼゲームは決まったが、そのゴールをきっかけに全体が下がり始める。こうなると前半同様相手にペースを握られ防戦一方となる。攻撃は前に放り込む単純なカウンターと化しチャンスらしいチャンスを作れなくなりひたすら受ける。そうこうしているとペナルティエリア右側で与えたFKからセットプレーから押し込まれ1点差に詰め寄られる。あの瞬間だけではなかったがこの試合でのDFは全体的にルーズで軽いものだった。それが相手にペースを握られ中盤に厚みを持たす事の出来ない原因の様に思え且つ失点の原因でもあった。

終盤危ない場面もあったものの何とか凌ぎきり埼スタで勝利を挙げる事が出来た。広島戦で脱出したかに思えた引き分け街道も柏戦で逆戻りし前半に失点した時は嫌な空気も流れた試合だったが何とか勝利をあげる事が出来た。負けない事で粘ってきた順位も直下のチームが負けた事で頭一つ抜け出すリーグ戦となった。しかし、ここで油断する事が出来ないのは解っている事。連戦で神戸、大宮と試合が続く。この2つは確実に勝ち点3を奪っておかなければいけない。まだリーグの順位を話すのは時期尚早って事。目の前の試合を勝利して行く事だけ。9月に入ればACLもノックアウトステージで再開される。まだまだ道半ばって事だ。

浦和 3-2 東京
Goal：#11達也、#20堀之内、#10ポンテ