REDS Blog

シエナは 、セリエA06-07シーズンを14位で乗り切りなんとかA残留を決めた中位より下のチーム。正直言えばこのレベルのチームに於いて中盤の選手が活躍出来る様な地盤は目立って無い。中村俊輔がレッジーナでさほど輝けなかったのは中盤を省略した戦い方に有ったと言うのは本人談。でも例外として中田英寿の様にはっきりとその人中心のチーム作りをしていければ力次第で活躍も可能だろう。また、長谷部には中田英寿の様に中盤で王様の様にボールを捌ける力は既に持ち合わせている。レジスタとしてチームの中盤を統べる力をチーム内に見せ付ければシエナは予想以上の活躍が期待出来るかもしれない。そう言った意味ではシエナのフロントの目の付け所は侮れないと言った感じでしょうか。広告塔としての役割もあるかもしれないけれど、それだけとも思えない感じもある。

現状の長谷部は、怪我から復帰後に何試合かスタメンで出てましたが現在はベンチスタートの状態。まぁ、それはチーム内の事情や戦術転換が上手く行っていない現状での一時的な物だと思いますけどね。伸二が起用され続ける中ではスタメンでピッチに立つのは幾分難しいでしょう。オジェックの中では阿部と啓太のセントラルMFが一番目の選択肢となっていますから。でも個人的には、その二人に長谷部を加えた3ボランチと言う形がもう一度見てみたいんですけどね。千葉戦で見せたあのダイナミックなポジションチェンジと連携は素晴らしかった。オジェックにはあれを熟成させて欲しかったんだけど･･･。誰からか解らないけど結果を求められる様になり戦術を昨年の物に戻してしまった為見る事が出来なくなってしまったのは残念。伸二にあの長谷部の役割が出来るか･･･。

「（海外移籍は）３、４年前から考えてきた。環境、条件などいろいろあるけど、挑戦したい気持ちはある」と前向き。

移籍に関しては、三都州と同じ様に昨年リーグタイトルを獲った今、長谷部を浦和に縛る物はありません。僕らは、長谷部を送り出さなければいけないのかも知れない。それでも いつまでも浦和の赤いユニフォームをまとった君を見ていたい気持ちが無くなる事はない。長谷部を苦しめる事になる事を解っていても。
だから君の決断した事には何も言うまい。浦和を離れると言う決断はそう簡単にできる事じゃないと信じている。

もしも、その時が来た時の為の心の準備はしておかないといけないな。