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2007年05月09日

AFC ChampionsLeague MatchDay.5 Persik KEDIRI in Manahan Stadium

欧州のチャンピオンズリーグは、決勝進出チームも決まりクライマックスに向けて盛り上がりを見せてきておりますがアジアのチャンピオンズリーグはまだまだこれから。グループリーグも5節目に入りノックアウトステージへの進出チームも決まり始める頃。

ホームでこの5節目を迎えた川崎フロンターレは最終節を残しインドネシアのアレマ・マランに3-0で勝利し大会形式が今の形になってから日本勢として初のノックアウトステージ行きを決めました。なんだか恵まれたグループだった様な気もしますが、まずはおめでとうと言った所でしょうか。

我が浦和レッズは、敵地インドネシア・ソロに乗り込み5節目をペルシク・ケディリと戦います。ホームではシドニー、上海を次々と退けたチームだけに開幕時に戦ったチームとは違う事は間違いない。

 

ACL前節の上海戦で退場をした暢久と警告を受け累積2枚となった闘莉王は出場停止。また、ワシントンも怪我と言う事で遠征メンバーから外れる。と言っても、さほど影響を感じないと思えたがマスコミはここぞとばかりに危機感を煽る。ご苦労様な事です。

スタメンは、GK都築、DFに平川、坪井、堀之内、ネネの4人。中盤は阿部、啓太、相馬、伸二、ポンテ。トップは永井の1トップ。1トップ形式になった為、2シャドー的な位置で伸二が先発での出場。そしてネネと相馬が怪我から復帰。相馬に関しては、サイドに不安のあるチーム状況の中で本職の選手の復帰は心強い限り。いろいろと期待してます。

試合会場のマナハン・スタジアムは、ピッチ状態が悪くTV画面からも凸凹したピッチが見て取れボール回しに苦労しそうな感じ。ペルシク・ケディリの選手達はそんなピッチにも慣れているのか試合開始から積極的に攻撃を仕掛けてくる。埼スタで対戦した時とは打って変わり前に前にと出てきてアタックを仕掛けてくる。ホームでは負けられないと言わんとばかりの攻勢。前回戦った時とはまったくの違うチームであり、正直シドニーや上海よりも怖いチームと感じた。ペルシク・ケディリは強い。

そんな試合は、新しい選手が起用されて来た事もありチームは若干の混乱を伴ったスタートを切っていた。
それでも、引き気味にならざる負えない状況の中でも堅守速攻よろしくカウンター気味に攻撃をしかけていく。それが功を奏しポンテがペナルティエリアでファウルを貰いPKゲット。伸二が決めアウェーで幸先良く先制点を奪う事に成功した。先制点を奪ったとは言え、ペルシク・ケディリの攻撃を押さえ込む事は出来ず逆にPKを奪われ追いつかれる。この辺は、審判のジャッジも微妙だったとも思うのだが・・・。追いつかれてからは一進一退で進むがペルシク・ケディリにペースは握られる。僅かなチャンスを元に攻め込もうとするも弾き返されそのままの勢いで攻め込まれてくる。そしてペルシク・ケディリに追加点を許し2-1とリードされ前半を終える。前半途中に負傷で退いた平川に代わり細貝がピッチに投入されていた。細貝はそのまま右のSBの位置に入っていた。

後半から相馬に変わり岡野を投入。岡野を右にし細貝を左へとポジションチェンジ。このメンバーチェンジで3-6-1の様な形に変わり右サイドから岡野がスピードを持ってかき回し、そして攻撃が上手く機能し後半たち上がりにポンテの同点ゴールが生まれる。後半は引いて守った上で攻めると言う戦い方をしペルシク・ケディリの攻撃を上手く凌ぐ事となる。その流れの中で得たC.K.を阿部が得意の形で押し込み逆転に成功。後は逃げ切るだけと言う所だったがペルシク・ケディリの猛追も激しく一瞬の隙からゴールを奪われ3-3のドローで試合を終える事となる。

この試合に関して言えば、良く出来た引き分けだったと思う。当然、勝てれば問題ないのだがJリーグで立て続けに見せられた引き分けに比べれば全然出来のいい引き分けだった。それでも試合の中では選手の混乱は見て取れ戦術にマッチするには、まだまだだなと言う感じ。選手の頭の中を一度リセットしない事にはこの辺は変わってこないんだろうな。啓太や永井と言った辺りは上手く切り替えが出来ているのだが・・・。僕は、2失点を喫してしまったが前半の形もそう悪くなかったと思うんだけどね。ヒヤヒヤもするけどワクワクも出来る。去年までの戦い方だとどっちも無かったからね。これからヒヤヒヤの部分を減らしワクワクの部分が増えていけば浦和は本当に無敵になるかもしれない。そんな予感すらするのだけど・・・誇大妄想なのだろうか。

シドニーと上海の試合は、上海が頑張ったのかシドニーがバテたのかは解らないがドローと言う事でまだ運は味方している。とにかく最終節のシドニーFCとの対戦で勝てば文句なしでノックアウトステージへ進出できるんだから勝つしかない。ホーム埼玉スタジアムでシドニーにオージー以上の衝撃を与えて勝つ。川崎が進出出来たんだから浦和が行かなきゃ意味ないだろ。

アジアを震撼させる事が出来るのは浦和だけなんだから。 

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2007年05月09日 23:00に投稿されたエントリーのページです。

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